明治期の輝き今も…遺愛女子旧宣教師館一般公開
update 2008/7/25 11:08
学校法人遺愛学院(野田義成理事長)の遺愛女子中学・高校(函館市杉並町23)敷地内にある旧宣教師館(通称・ホワイトハウス)の一般公開が24日、始まった。初日から市民らが訪れ、明治期独特の建築様式や使用当時のまま保存された家具などに興味深そうに見入っていた。
同館は宣教師の宿舎として1908(明治41)年に建てられ、本年度築100年となる国の重要文化財。現在は夏休み時期に年1回、一般向けに公開している。
白壁が美しい館内1階には細部まで凝った彫りが施されたテーブルやいす、オルガンなどが並び、2階にはベッドや旅行かばん、ストーブ、本棚など当時の生活をしのばせる品々がずらり。横浜市から訪れた横溝清さん(52)は「歴史的に貴重で優れた建築様式なのがよく分かり、内部の造りは簡素なのが印象的だ」と説明、市内の松代成孝さん(77)は「娘も孫も通学したのでこの機会に見てみようと、初めて来た。珍しいものばかりで興味深い」と話していた。
一般公開は26日まで、各日午前10時―午後2時。入場無料。問い合わせは同校TEL0138・51・0418。
提供 - 函館新聞社
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