旧函館区公会堂で舞踏会
update 2008/7/24 17:48
明治に建てられた洋風建築物「旧函館区公会堂」(函館市元町11)で23日、舞踏会が開かれた。函館市文化・スポーツ振興財団(金山正智理事長)創立20周年記念事業の一環で、市内在住の舞踊愛好者ら14組28人が当時の情景を懐かしみながら、夏の夜に華麗な舞いを堪能した。
金山理事長が「当時行なわれていた舞踏会をもう一度再現させようと準備を進めてきた。眼下にそびえる函館の町を見ながら、楽しいひとときを過ごしてほしい」とあいさつ。北大水産学部交響楽団(阿部亮平代表)のバンド演奏「美しき青きドナウ」で舞踏会が開幕した。
参加者はタキシードやドレスなど華麗な衣装に身を包み、ワルツやタンゴ、ジルバ、ルンバなどを演舞。途中パートナーチェンジをしながら男性のリードに身をまかせ、「ラブレター」や「仮面舞踏会からワルツ」などを約1時間半踊り、懐かしい思いに酔いしれた。
同市亀田港町の佐藤宣征さん(66)は「鹿鳴館で踊ることに長年憧れていた。貴重な体験できてよかった」と話していた。舞踏会は25日まで開かれる。
提供 - 函館新聞社
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