海で調査した漂着物並ぶ…遺愛女子中高が11年の成果展示
update 2008/7/22 11:31
函館遺愛女子中学・高校(野田義成校長)の11年間にわたる海岸ごみ調査活動の成果をまとめた「海岸漂着物展」が21日、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で開かれた。ペットボトルや医薬品など、生徒たちが市内の浜で拾ったさまざまな漂着物が並び、訪れた市民らの目を引いていた。
1997年から同校地学部の活動や全校ボランティアの一環として、大森浜などでの漂着物調査を続けている同校が、「海の日」に合わせて自分たちの生活、地球環境について考えてもらおうと初めて企画した。
会場には、ハングル文字などが書かれた外国のカップラーメン容器やライター、市内と近郊から流されたと見られる漁具や農薬品、食品容器などがずらりと並んだほか、それらの起源や材質の分析結果などをまとめたパネルも展示。来場者には「プラスチックごみを減らして、地球上の命の母、海を汚さないようにしよう」などと書かれたパンフレットが配られた。
同校地学部の佐藤涼子さん(中2)は「活動していて海のごみが多くて驚いた。これから海水浴などでもしっかりごみを持ち帰るよう気をつけてほしい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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