合唱や絵本上映会…函館メサイア

update 2008/7/22 11:29

 「函館メサイア2008」(函館メサイア教育コンサート実行委主催)が21日、函館市芸術ホール(五稜郭町37)で開かれた。市民ら約250人が集まり、ヘンデルが作曲した「メサイア」の合唱をはじめ、絵本のスクリーン上映会など多彩な催しを楽しんだ。

 実行委(委員長・松原仁公立はこだて未来大教授)は地域活性化を目的に「メサイア」の演奏会や各種音楽イベントなどを行っており、本年度は函館が混声合唱の発祥地だったという史実を基にした絵本「実業寺の小坊主 とっ珍さんはおおいそがし」の製本化にも取り組んだ。今回は函館開港150周年プレイベントとして企画した。

 絵本の上映会では、スクリーンに映し出された場面に合わせ、日本オルガニスト協会会員でFMいるかの番組制作スタッフ石崎理さんら3人がそれぞれ日本語、ロシア語、英語で順番に朗読し、「函館は日本で初めて混声合唱が流れた坂の町でした」などと紹介した。続いて行われた第3部では、市内の合唱グループ3団体のメンバーら約50人が会場に並び、バッハの「ロ短調ミサ曲第1部キリエ・グロリアより」と「メサイア(抜粋)」を力強く歌い上げ、観客からは大きな拍手が送られていた。

 これに先立ち、函館開発建設部の伊藤晃次長が「我が国最初の貿易港としての函館港」と題して講演した。

提供 - 函館新聞社



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