資料や写真で歩み紹介…市立図書館開館80周年記念展
update 2008/7/19 15:19
1928(昭和3)年に函館に市立図書館が誕生してから80周年を迎えたことを記念する展示が17日、函館市中央図書館(函館市五稜郭町、中山公子館長)1階で始まった。これまでの歩みや、新しい図書館サービス、図書館の1日を資料や写真で紹介。図書館のこれまでと現在が一目で分かるように工夫されている。9月25日まで。
市立図書館は28年7月17日に、それまでの私立から函館市立に移管した。展示は3コーナーに分かれており、「函館市立図書館の80年のあゆみ」では、06(明治39)年に函館毎日新聞緑叢(そう)会が岡田健蔵宅に図書室を開設した時から、大火などにもくじけずに再建を繰り返し、現在の中央図書館に至るまでを年表で提示した。
「新しい図書館サービス」では、点字図書や録音図書などを置く「HC(ハンディキャップ)コーナー」や、自動貸し出し(OPAC)コーナーなどを紹介。「図書館の1日」では、蔵書の整備やインターネットを使った予約サービスへの対応など、利用者には見えない職員の仕事内容も写真で紹介している。
中山館長は「函館のように私設図書館からスタートして現在まで充実した図書を抱えて続いている図書館は全国的にも珍しい。この機会にすばらしさを知ってほしい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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