JR函館駅で竹葉新葉亭の懐石弁当発売

update 2008/7/18 16:11

 ジェイ・アールはこだて開発(函館市若松町12、佐藤巧社長)は、函館湯の川温泉の老舗旅館・竹葉新葉亭と共同企画した「竹葉新葉亭 懐石弁当」の販売をJR函館駅限定で開始した。来年創業60周年を迎える竹葉新葉亭が“駅弁”を作るのは初めてで、道産食材にこだわった伝統の味を手軽に楽しめる。

 長年受け継がれる味や技、おもてなしの心を堪能してもらおうと、ジェイ・アールはこだて開発が竹葉新葉亭に創作を依頼。函館駅で取り扱う弁当では過去最高額の1個2100円で、同駅構内の売店「POっPO(ポッポ)」のみで1日10個を限定販売する。

 同旅館の樋口七郎調理長(55)が厳選した旬の道南、道内産の食材をふんだんに使用。道南産米のふっくりんこを炊き込んだ2色ご飯に、函館産のマイカ(スルメイカ)のシューマイ、牛乳やバターを漬け込んだメークインの酪農揚げ、八雲産の卵でウナギを巻いた卵焼きなど計17点を添えた。今後、季節に応じて食材や品目を変えるという。

 樋口調理長は「中高年の方に好まれるよう、ボリュームをダウンしておかずの品目を増やした。敷居が高いと言われるイメージを払しょくし、地元の人にも気軽に利用してほしい」と話している。通年で発売する予定で、販売時間は午前10時半から午後3時まで。売り切れ次第終了。問い合わせや事前予約は同売店TEL0138・26・6706。

提供 - 函館新聞社



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