20日「海上・大漁祈願祭」
update 2008/7/16 14:21
函館市西部地区の町おこしに取り組む笑福七福神祭実行委員会(井上清美委員長)は20日、「海の日」を記念して同市入舟町の函館漁港などで「海上祈願祭・大漁祈願祭」を開く。今年は恒例の木造宝船「七福神丸」の港内パレードに加え、函館水産高校の生徒が幕末の偉人・新島襄の生涯を描いた寸劇も企画されている。
同祭は今年で5回目を迎える同市弁天地区の恒例行事。今回は初めて午前と午後の2部構成で、午前中は緑の島入り口付近で同校1、3年の生徒4人が、キリスト教主義教育に情熱を傾け、函館から渡米した新島襄にちなんだ寸劇「新島襄と仲間たち」を演じる。
午後からは函館漁港に会場を移し、七福神に扮(ふん)した同校生徒ら7人が、地元の平石造船所(平石健悦社長)が建造した「七福神丸」に乗り込んで港内を周回。陸揚げ後には岸壁で約800個のもちまきやフリーマーケットも行われる。強風や雨天の場合、七福神丸の航行は中止する。
同校の我妻雅夫教諭は「近代日本を築いた新島襄やその周辺人物に関心を持ってもらい、市民に木造和船の素晴らしさを知ってもらえれば」とし、実行委の井上清美委員長は「西部地区の隠れた財産を活用し、漁業や造船で栄えた函館の歴史を今後も継続的に伝えていきたい」と話している。問い合わせは井上実行委員長TEL090・4878・4158。
提供 - 函館新聞社
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