全国一斉休漁に合わせ渡島地区漁民大会
update 2008/7/15 14:31
渡島管内の14漁業協同組合で構成する渡島管内漁業協同組合長会(山崎博康会長)は、15日に予定している全国規模の一斉休漁に合わせて、同日午前11時から函館市豊川町11の北海道漁連函館支店で「漁業経営危機突破渡島地区漁民大会」を行う。燃油価格高騰で危機的状況に追い詰められている漁業者の現状を、一致団結して強くアピールする。
この日は東京の日比谷野外大音楽堂で3000人規模の全国漁民大会が予定されており、渡島管内からも各漁協幹部ら20人が出席。これに連動した渡島地区大会には約140人の地元漁業関係者が顔をそろえ、漁業者自らが窮状を訴えるとともに、有効な緊急対策を講じることを国に求めてシュプレヒコールする。
函館市水産物地方卸売市場によると、最盛期を迎えているマイカ漁は前日深夜に出漁するため、休漁によりせりが休止となるのは16日早朝。市内の漁業関係者は「マイカに関しては6月にも2日間の休漁を経験しており、今回は1日だけなので影響は少ないと思うが、このような手段に訴えざるを得ない厳しい現状を理解してほしい」と話している。
15日はひやま漁協も休漁する。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。