科学おもしろ実験室、模型づくりに挑戦

update 2008/7/13 10:28

 子どもたちに理科の楽しさを知ってもらう「科学であそぼ『おもしろ実験室』」(北電函館支店主催)が12日、函館駒場小(伊勢昭校長)などで開かれ、函館市内の小学生らが薬品を使った化学変化や燃料電池自動車の模型づくりに挑戦した。

 北電が全道各地で行っている地域貢献事業の一環で、道南地区では今年で11回目。7月下旬までに函館のほか、北斗、八雲、木古内、江差の計5カ所で出前講座が開かれる。函館ではこの日、一般公募した市内の小学5、6年生47人が参加した。

 市内の小学校教諭でつくる市小学校理科研究会(碇幸信会長)のメンバーが講師を務めた。児童らはテーマ別に2教室に分かれ、薬品を使って水溶液の性質や色の変化を確かめたり、フィルムケース型の燃料電池を電源に模型自動車を走らせたりと、実験や工作を通じて理科の面白さを学んだ。

 参加した函館柏野小6年の布川亮(たける)君は「学校の授業より分かりやすく電気の仕組みを知ることができて面白い。工作は少し難しいけど、できた時の達成感がいい」と笑顔だった。12日午後からは、北斗市の久根別小でも「表面張力のふしぎ」と題した教室が開かれた。

提供 - 函館新聞社



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