子ども古代文字書道展/文字の原点「絵画」で表現

update 2007/3/28 20:09

 函館市杉並町4の中島荘牛書道教室(中島荘牛講師)の「子ども古代文字書道展」が27日、函館市千歳町13のNHKギャラリー彩で始まった。教室に通う市内の小学生から高校生までの50人が、好きな文字を象形文字で表した。伸び伸びとした筆遣いの個性豊かな作品が来場者の目を楽しませている。4月1日まで。

 文字の成り立ちの意味を知り、芸術的な魅力を探ることなどを目的に、30年ほど前に初めて開催。一時中断した後、2003年からは毎年、年に一度、発表の場を設けている。

 織笠椋多君(函館附属小4年)の「面」は、人間の笑顔がモチーフ。太いまゆ毛に、つぶらな目で愛きょうたっぷり。池田さおりさん(函館中部高1年)の「羊」は、曲がった立派な角と量感あふれる羊毛が印象的。絵画のようなユニークな仕上がり。

 来場した市内美原の村上歌子さん(75)は「子どもならではの素晴らしい発想で面白い」と目を細めていた。

 中島講師は「文字の原点を知り、象形文字の素朴さや美しさなどを感じながら作品づくりに励んだ力作ばかり」と来場を呼び掛けている。

 時間は午前9時半から午後5時まで。4月1日は同4時まで。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです