桧山北高が道南唯一の「環境教育」指定校に…道教委
update 2008/7/9 13:46
道教委は8日までに、せたな町の桧山北高校(志村秀裕校長、生徒312人)を含む道内7校を「環境教育プロジェクト校」に指定した。北海道洞爺湖サミットを契機に新設した助成事業で、指定期間は本年度から3年間。渡島、桧山両管内からは同校のみ選ばれた。
道内の環境教育の推進を図る目的で道立高校から募集し、優れた実践研究に取り組む学校を選定した。桧山北のほかは、札幌南(定時制)や礼文などが選ばれた。
桧山北では総合学科のさまざまな関連科目を活用し、生徒がジャガイモの無農薬栽培や環境問題をテーマにしたディベート(討議)などに取り組んできた。指定事業となった実践テーマは「『持続可能な循環型社会』の構築を目指した環境教育の推進」で、今後は外部講師を招いた講演会やポスター作成、配布による啓発キャンペーンなどを検討している。
環境庁学校教育局では「桧山管内の各校に環境教育を広める拠点校として期待したい」としている。同校の高本和明教頭(48)は「これまで積極的に行ってきた環境教育活動をさらに充実、発展させたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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