バー「蔵」で書道イベント
update 2008/7/8 13:03
函館市万代町14のやきとりBAR「蔵」(横尾孝志代表)でこのほど、市内の書道家櫂(かい)さん(43)らによるイベント「墨砂(ぼくさ)」が行われた。音楽に合わせて櫂さんが即興で書の作品を仕上げるパフォーマンスを披露したほか、一般市民が参加した書道体験もあり、会場を終始盛り上がっていた。
このイベントは、砂を使った書道作品を制作する櫂さんのギャラリーが、21日から同店2階スペースで開かれるのを前に、プレイベントとして企画された。
櫂さんは会場が熱気に包まれたイベント中盤にパフォーマンスを開始。音楽を担当した市内のDJ・CHITTOさんの選曲に合わせ、イメージした文字を次々と一畳分の大きな紙に筆で描いていくと、集まった多くの市民から拍手が起きた。市民が飛び入りで書に挑戦する「競書」では、参加者が「親」や「心」など一文字を思い切って描き、書の世界を楽しんでいた。
妻の幸子さん(31)と訪れ、競書を体験した市内の菊池力さん(同)は「思うように筆が使えなかったが楽しかった。櫂さんの書は人を包み込む魅力があり引き込まれる」と話していた。
ギャラリーは午前11時―翌午前零時まで。入場無料。
提供 - 函館新聞社
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