サミット記念し全道一斉に和太鼓演奏
update 2008/7/7 11:10
響け、北の大地から世界の国へ―。北海道洞爺湖サミット(7―9日)の開幕を控えた6日、函館をはじめ、全道9会場で一斉に和太鼓の合同演奏を行う「北響祭(ほっきょうさい)’08」(実行委主催)が行われた。市内では、元町公園で函館近郊の4団体約80人が参加。力強いばちさばきが生み出した音色が全道の空に響き渡った。
サミットで本道に集まる各国首脳を歓迎しようと、室蘭をメーン会場に、函館、札幌、小樽、岩見沢、旭川、北見、釧路、新ひだか町(日高)の全道9カ所を中継で結び、同時に開催した。函館では、函館巴太鼓、北斗市の浜分太鼓、森町のもりまち太鼓と権現太鼓の4団体が参加した。
合同演奏曲は1998年8月に室蘭市の白鳥大橋開通記念イベントで全道から約1800人が参加して演奏した「山彦」で、午後3時と同時に一斉に演奏をスタート。4団体が一堂に会したのはこの日が初めてだったが、函館山と旧函館区公会堂をバックに、大小さまざまな和太鼓が織りなす迫力のある演奏で、観客から惜しみない拍手が送られた。
もりまち太鼓のメンバーとして参加した森町常盤、自営業吉田えり子さん(47)は「短い期間だったが、一生懸命練習してきたので感無量です。自分もサミットに参加した気分になり感激しました」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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