江差かもめ島まつり開幕
update 2008/7/6 11:51
【江差】江差に夏の訪れを告げる第55回江差かもめ島まつり(江差観光コンベンション協会主催)が5日に開幕した。午後4時からは「江差音頭千人パレード」が新地町の繁華街を出発。江差港や日本海を望む北前坂、いにしえ街道を経て、かもめ島までの道中を約1時間かけて優雅に練り歩いた。
パレードには住民や道立江差高校の生徒をはじめ、桧山支庁、江差信金、福祉施設などからも800人を超える踊り手が参加した。青、白、黄色といった、色とりどりの浴衣と編み笠の姿で、優雅な踊りを沿道に詰め掛けた観客に披露した。
同日は、かもめ島の入り口にある、高さ約10メートルの「瓶子岩(へいしいわ)」で、漁業の安全と繁栄を祈る「大しめ縄飾り」も執り行われた。漁業者が作り上げた、長さ約30メートル・重さ約500キロもある大しめ縄を下帯姿の若者が岩によじ登って飾り付けた。
6日午前9時からは、同港南ふ頭で、第30回記念全道北前船競漕(きょうそう)大会もスタート。朱色に塗られた4隻の北前船が、白熱の海上レースを展開する。午後2時からは、演歌歌手の松村和子さん、第25回江差追分全国大会優勝者の菊地勲さんによる歌謡ショーなどのイベントも開かれる。問い合わせは現地本部TEL0139・52・3815へ。
提供 - 函館新聞社
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