最後の学校祭 最高の思いで…来春閉校の恵山高校
update 2008/7/6 11:50
来春に閉校する市立函館恵山高校(日向稔校長、生徒13人)の最後の学校祭「第36回恵高祭」が5日、函館市女那川町の同校などで行われた。
一般公開では、生徒らが同校体育館に子供向けのボウリングや風船を使ったゲームなどを用意。地域住民や保護者らが見守る中、参加した子供たちは楽しそうに遊んでいた。同校2階では焼きそばやお好み焼きなどを販売する屋台コーナー、同校伝統となる水産体験学習「ホッケの薫製作り」の製造過程などを写真で紹介する展示スペースが設けられた。道教育大函館校の吹奏楽団によるミニコンサートも会場を盛り上げたほか、夕方からは生徒があんどんを持って大澗漁港から同校までを練り歩き、ヨサコイソーランも披露した。
同校3年の川口駿君(18)は「地域の人にも、自分たちにとっても一番思い出に残る学祭にしたい」と話していた。子供4人と一緒に訪れた同町の北村優和さん(35)は「高校がなくなるのは残念。子供を通わせるのも大変になる」と話し、長男の光汰朗君(恵山小4年)は「押し花の工作の理科実験が楽しかった」と喜んでいた。
提供 - 函館新聞社
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