「水餃子」作ったよ…留学生とあそぼう 国籍超え楽しい時間
update 2008/7/6 11:49
子どもたちと外国人留学生が、ゲームやレクリエーションなどを通じて交流する「留学生とあそぼう」が5日、函館市宮前児童館(宮前町25)で開かれた。参加者は料理作りなどを通して国籍や世代を超えて楽しい時間を過ごした。
函館市が取り組んでいる「ひろば館事業」の一環で、児童館を舞台に世代間交流を深める目的。この日は道教育大函館校に通う中国人留学生3人とアメリカ人留学生1人、小中学生30人、母親クラブのメンバーと宮前町会役員22人が参加した。
レクエリエーションでは、日本語と中国語、英語の表現の違いなどを、ゲーム感覚で楽しく勉強。日本語の「手紙」の文字が中国語では「トイレットペーパー」を意味するなど、意外な事実に子どもたちはびっくり。料理作りでは、中国の本格的な水餃子(ギョーザ)を皮からすべて手作りで挑戦。慣れた手付きで子どもたちに餃子作りを伝授していた、中国河南省出身の朱文艶さん(道教育大大学院2年)は「4月に来日してから、初めて日本の子どもたちと触れ合うことができてとてもうれしい」と話していた。
同児童館の嶋田英司館長は「今日の交流をきっかけに、今後は留学生がいつでも気軽に児童館に遊びに来てもらえるようになってほしい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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