精神集中 的射抜く…どさんこフェスタ全国やぶさめ大会
update 2008/6/30 09:47
「第4回どさんこフェスタin函館2008・第4回全国やぶさめ競技函館大会」(どさんこワールド函館をつくる会実行委主催)が29日、緑の島(函館市大町15)で開かれた。小学生から60代まで全国各地の腕自慢36人が出場。個人の部では、地元函館どさんこファームの飛塚優さん(64)が優勝した。
やぶさめは、馬上から的を射抜く日本の伝統武芸。大会では全長180メートルの直線コースに3つの的を設置し、個人の部と団体の部で争った。武具に身を固めた選手がドサンコにまたがり次々に疾走。的中時には観客から大きな拍手や歓声が送られた。このほか、現役ばんえい馬が1トンの荷物を引く実演や小学生対象のやぶさめ体験なども行われ、会場は多くの市民でにぎわった。
優勝した飛塚さんは「敗者復活戦からの逆転優勝で、本当にうれしい」と満面の笑顔。出場者最年少で初出場の函館中の沢小5年稲垣雄大君(11)は「相棒のサスケも落ち着いていて、練習の成果を出せたので良かった」と満足そうな表情を見せた。
▽結果は次の通り。(敬称略)
▽(個人の部)優勝=飛塚優(函館どさんこファーム)2位:上村鮎子(十和田乗馬クラブ)3位渋谷敦子(恵庭どさんこトレッキン) ▽(団体の部)優勝:函館どさんこファームA、2位=函館どさんこファームB、3位=全国戸山流居合道連盟 ▽函館新聞社賞=稲垣雄大(函館どさんこファーム)、阿部沙哉香(道央やぶさめ会輪厚会) ▽特別賞:オディバル・バーキ(十和田乗馬クラブ)、グレゴリー・スチュワート(剣山どさんこ牧場)、アダム・クック(同)
提供 - 函館新聞社
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