福島町でマグロ豊漁願い祈願祭
update 2008/6/29 11:40
【福島】福島町のマグロ漁師18人でつくる福島吉岡まぐろはえ縄船団(新山文明船団長)は28日、町内の吉岡漁港で出漁安全祈願祭を行った。神事で操業の無事を祈り、大漁旗を飾った船で海上をパレードし、今季の豊漁を願った。
団員の家族や町職員ら約50人が参加。例年、個別に祈願祭を済ませてきたが、情報共有と連携強化で一層の好漁を図ろうと関係者が一堂に会した。
演歌をスピーカーで流しながらの海上パレードには、団員の家族が乗船。海の守り神をまつる白神神社(白神岬)の沖合で円陣を組むように停泊し、海上にお神酒を注ぎ、手を合わせた。
津軽海峡のマグロ漁は既に6月から始まっているが、同船団は7月1日から出漁する。まだ群れが入ってきていないことと、原油高による燃料費削減のため。
新山船団長(58)は「仲間同士で無事に祈願祭を終えることができて良かった。ことしも大漁のあとのうまい酒を飲みたい」とし、ほかの団員も「燃料が高いのは深刻だが、その分マグロをいっぱいとる。何も問題ない」と意気込んでいた。
提供 - 函館新聞社
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