洞爺湖サミット控えJR函館駅前でテロ対応訓練

update 2008/6/28 09:46

 北海道洞爺湖サミットを10日後に控え、函館市消防本部は27日、JR函館駅前広場でテロ事件を想定した対応訓練を実施した。化学物質による負傷者が出たとの想定で、被害者の救助や汚染物質の除去、市民らの避難誘導などJR職員と消防隊員らが連携を確認した。

 JRから20人、消防本部から50人と消防車両などが参加。大勢の観光客や市民らが見守った。訓練は、駅前広場に置かれた液体が入ったペットボトルから異臭が発生し、数人の市民らが倒れたと想定。駅員からの通報で駆けつけた消防隊員は、迅速に防護服に身を包み、汚染物質の特定や被害者救出など、救助活動を行った。また、現場本部の指揮の下、汚染物質を取り除くためのテント設営や負傷者救助用スペースの確保など、不測の事態に備えた手順を確認した。

 JR函館駅の松原光雄駅長は「サミットを間近に控え、テロ対策として不審者や不審物への警戒を強めているが、改めて有効な訓練だった。函館も多くの観光客が訪れるので、関係機関と密着しながら対応したい」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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