道理容競技大会で函館理容美容専門学生が活躍
update 2008/6/28 09:45
函館理容美容専門学校(中島眞之校長)の2年生が、このほど北見市で行われた第61回道理容競技大会(道理容生活衛生同業組合主催)の学生部門で「メンズ」分野では上位3位までを独占、「レディス」では優勝を果たした。同校の上位の独占入賞は3年連続。学生たちは「うれしい」「また大会に参加したい」と喜んでいる。
同大会は一般対象の各部門のほか、2002年に学生部門を新設。同校は同年から参加し、05年を除いて毎年入賞している。学生たちは、1月から本番に向けた準備を本格化させ、理容組合の地元近郊の関係者にもアドバイスをもらうなどして技術を磨いてきた。
学生部門はフリースタイルで、事前にカット、カラーリング処理したモデルの人形を使い、スタイリング剤やドライヤーなどを用い25分間でセットし、その技術や出来栄えを競う。メンズには道内から11人、レディスには15人が参加した。
メンズの1位に輝いた和田卓さん(19)は「楽しい経験で先生や組合の人たちにも感謝したい。今後も校内の技術大会などで頑張りたい」と意気込む。2位の楠美茜さん(19)は「好きな赤を使ってカラーのグラデーションを工夫した」と説明、3位の成田裕樹さん(20)は「毛の遊びを心掛けた。入賞を聞いてほっとした」と話す。
一方、レディスで優勝した松林真珠美さん(22)は「人が多くて緊張した。ドライヤーの使い方など課題も残ったので今後も勉強したい」と語る。惜しくも4位となった永井玲子さん(23)は「札幌など他校の学生の個性が見れて良かった」と話す。
5人は将来について、「またこのメンバーで大会に出て腕を競いたい」(永井さん)「これから一生、理容業界に携わりたい」(松林さん)などと話しており、今大会の経験を胸に、来春の卒業まで技術の研さんに励む。
提供 - 函館新聞社
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