和洋折衷がトレンド 浴衣商戦本格化

update 2008/6/27 15:04

 夏本番を前に、函館市内の百貨店や量販店などで浴衣商戦が本格化してきた。昨年に続いて人気の古典的な和柄の浴衣に加え、ことしはレースやコサージュなど洋風の小物を取り入れた“和洋折衷”の着こなしがトレンド。各店とも個性を主張したい女性のニーズを意識し、浴衣を手軽にアレンジできる小物類にも力を入れている。

 道内最大級の品ぞろえを誇る棒二森屋(若松町17)の呉服専門店「きものサロンつねかわ」は、若者向けに襟に付けるレースや帯に重ねる光沢素材の帯リボンなど小物類を充実。「ことし風に着こなすため、小物だけ買い求める人も多い」と話す。一方、浴衣は2、3万円台が主流で、社会人や主婦層には、モノトーンカラーに肩とすそにだけ絵柄が入った絵羽浴衣を売り込む。

 テーオーデパート(梁川町10)は9800円で浴衣、帯、下駄が3点セットになった低価格商品から2万円以上のブランド物まで展開。レース素材の足袋、帯板など小物類もそろえる。「結び方を自在に変えられる兵児帯(へこおび)や、銀糸の縦線が入った浴衣が売れ筋」と同店。

 「黒、白、紺地に古典的な和柄をあしらった浴衣が根強い人気」と話すのは丸井今井函館店(本町32)。2万円から3万5000円台の浴衣を中心に扱い、今後は8月の港まつりに向け、さらに商品を増やしていくという。

 このほか、イトーヨーカドー函館店(美原1)、長崎屋函館店(同)も売り場の一角に浴衣コーナー設けている。棒二森屋は7月2日まで7階に特設会場を設置し、同3日以降は6階の呉服売り場に移るが、各店とも8月中旬から下旬ごろまで取り扱う。

提供 - 函館新聞社



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