空港道路 工事の安全願い「きねん柱」
update 2007/3/27 12:18
函館インターチェンジ(IC)と空港IC(仮称、函館市上湯川町)間の約10キロを結ぶ高規格幹線道路「函館新外環状道路(空港道路)」の着手記念イベント(函館広域幹線道路整備促進期成会主催)が25日、同市桔梗町の函館IC管理ステーションで行われた。関係者が「きねん柱」を設置し、工事の安全と早期開通を願った。
同道路は函館新道から函館空港方面へのアクセス機能の強化などを目的に計画が進められ、昨年11月の都市計画変更手続きで整備が決定。現在は測量が行われており、新年度にも本格的な工事がスタート。道新幹線開業予定の2015年までの完成を目指す。
函館市をはじめとした関係自治体、函館開発建設部、渡島支庁などから関係者約100人が出席。同期成会の井上博司会長は「構想から足掛け30年でようやく着手に至った。道南地域における高速ネットワークの柱として一日も早い完成を目指したい」とあいさつ。福井孝函館開建部長は「地域と連携し、環境に十分配慮しながら早期完成に取り組みたい」。成田一憲渡島支庁長は「空港とのアクセス強化により、道南の広域的観光ネットが広がることに期待したい」と祝辞を送った。
この後、井上会長、成田支庁長、福井部長、海老沢順三北斗市長、中宮安一七飯町長が「千代函山」と書かれたきねん柱の周りに砂を盛るなどし、会場は大きな拍手に包まれた。
提供 - 函館新聞社
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