未来大の学生が全国の小・中学校へマコンブ発送…南かやべ漁協を青年部を支援
update 2008/6/26 23:11
IT(情報技術)を活用した地域の水産振興に取り組む公立はこだて未来大(函館市亀田中野町)の4年生らは25日、南茅部で採れた生のマコンブを全国の幼稚園や小・中学校など25カ所に発送した。南かやべ漁協大船青年部を支援する活動の一環で、昨年度、東京の3小学校を対象に試行して好評だったため。加工品しか見たことのない子供たちに実物に触れ、コンブや漁村への理解を深めてもらうのが狙い。
同青年部は2003年度から養殖コンブのオーナー制度を始め、コンブの消費拡大に努めている。同大は06年度からこのオーナー制度をITを駆使して支援する研究を進めており、専用ホームページの立ち上げや運営・管理の技術支援などを行っている。
昨年度の魚食教育や都市漁村交流を目的とした生コンブの配送で、都内の児童の反応が良かったため、今回は送り先を増やして活動を本格化させた。郵送先は首都圏の小学校のほか、愛I・措・z∽@・e豸・粒鴇・γ羈惺擦覆匹如・ヾ杙堝發任枠ヾ枌罎梁・・筏帽竺惘爐CC腓ν鎮娜爐裡殴・蝓・r
この日、同大システム情報科学部情報アーキテクチャ学科の長野章教授(61)と長野教授の研究室の学生4人が同漁協大船支所(函館市大船町)を訪れ、漁業者が早朝に採った長さ10b前後のマコンブ2本を袋に詰め、箱詰めする作業に追われた。
同青年部の高谷大喜さん(35)は「子供が興味を持てば消費拡大の地盤づくりになる。漁業者個人ではできない活動でありがたい」と話していた。同大の山本尚希さん(22)は「都市と漁村の交流が広がるきっかけになれば」と笑顔を見せた。長野教授は「大学が都市と漁村の仲介役となり、オーナー制の販売促進や南茅部の漁村振興につなげたい」としている。発送後はアンケートなども実施する。コンブのオーナー制のホームページは、http://www.konbu−info.com/
提供 - 函館新聞社
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