全編函館ロケ クランクイン…映画「アカシアの花の咲き出すころ」
update 2008/6/26 23:09
芥川賞作家の辻仁成さん(48)が監督を務める映画作品「アカシアの花の咲き出すころ―ACACIA―」の撮影が25日、函館市内で始まった。辻監督にとって6年ぶりとなる同作品は全編函館ロケで制作され、7月末ごろまで行われる。
撮影された最初のシーンは、ケースワーカー役の北村一輝さん(38)が腹話術の人形を手に、川津祐介さん(73)演じる老人の自宅を訪れるという内容。辻監督やスタッフらが緊張した表情で見守る中、2人は迫真の演技を見せ、無事に終了した。主演のアントニオ猪木さん(65)は26日に撮影入りする。
辻監督は「難しい芝居を求められるシーンだったが、役者さんの緊張感が高まる中、いいスタートを切れた。元気のない老人、行き場のない少年らが互いに足りない部分を補っていくという、人の交流を描いていきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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