辻仁成、アントニオ猪木さんが市長訪問…映画「アカシアの花の咲き出すころ」
update 2008/6/25 09:52
函館西高校卒で、はこだて観光大使を務める作家、辻仁成さん(48)が監督する映画作品「アカシアの花の咲き出すころ―ACACIA―」が函館市内でクランクインするのを前に、辻さんと同作品に主演する元プロレスラーのアントニオ猪木さん(65)が24日、函館市の西尾正範市長を表敬訪問した。
映画は、猪木さん演じる初老の男が、他人に心を許さない一人の少年と出会い、親子のような生活を送りながら、過去に負った苦しみを乗り越えていくという内容。6年ぶりの新作となる辻さんは「猪木さんが函館であれば引き受けてくれるというので場所を決めた。高齢化社会の中で、元気のない日本を活気づけたい」と話した。
西尾市長は「函館で映画を制作してくれることを光栄に思う。気候的に良い時期で、おいしいものを食べながら、素晴らしい作品を完成してほしい」とし、猪木さんにはこだて観光大使の委嘱状を授与した。猪木さんは「函館から全国にメッセージを送れるように頑張りたい」と語った。
会談後、猪木さんが西尾市長に気合いを入れる“闘魂注入”はかなわなかったものの、映画初主演となる猪木さんが拳を突き上げるお決まりの「1、2、3、ダー」を披露し、映画の成功を祈った。同作品のロケは25日から7月末にわたって同市内で実施。作品は11月に完成し、公開は来年の予定。
提供 - 函館新聞社
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