花と緑のフェス開幕、夏色咲き誇る
update 2008/6/22 14:22
はこだて花と緑のフェスティバル2008(実行委主催)が21日、函館市若松町の旧クィーンズポートはこだて前広場で開幕した。会場には色とりどりに咲き誇った花や、きれいに切り整えられた草木が並ぶほか、作品展示会や講習会などを実施。訪れた市民らは花木の美しさに見とれながら、夏の到来を肌で感じ取っている。22日まで。
同フェスは、函館生花商協同組合(前田克俊理事長)が1989年から2年に一度開いていた「フラワーフェスティバル」と、市住宅都市施設公社が91年から開催してきた「花と緑のフェスティバル」を94年に一本化。官民17団体で実行委(前田実行委員長)を結成し、豊かな生活の提案などを目的としたまちづくりイベントとして市民や観光客に親しまれてきた。
初日は午前10時にオープニングセレモニーを開催。前田実行委員長や谷沢広副市長らによるテープカットを行った後、函館巴太鼓振興会(沼崎弥太郎会長)に所属する中学生以下のメンバーが力強い太鼓打ちを披露した。ステージ上では、市消防音楽隊の演奏やガーデニンググッズのオークションなどが会場を盛り上げた。
花壇の出来栄えを競う「ガーデニングコンテスト」には、造園業者7社が参加し、創意に富んだ作品を展示。来場者はお気に入りの花壇を選ぶ投票に参加でき、22日正午まで受け付ける。このほか、縁日コーナーなどのあるキッズエリアでは子供たちの歓声が響き、フラワーデザインの講習会では参加者が個性あふれる作品に仕上げようと熱心に取り組んでいた。
最終日の22日も同様のイベントが企画され、午後4時の終了後には展示しているほとんどの花がオークションで販売される。なお、来場者用の臨時駐車場が緑の島に設けてあり、15分間隔で会場とを結ぶ無料シャトルバスを運行している。
提供 - 函館新聞社
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