厚沢部、乙部のプロジェクトに…地域再生チャレンジ交付金
update 2008/6/21 13:43
【厚沢部、乙部】桧山支庁は20日、住民との協働による地域活性化や市町村の格差是正を目的とする「地域再生チャレンジ交付金」の交付対象に、厚沢部・乙部両町の単独プロジェクトを採択した。両町ともプロジェクトの実施期間は本年度から2010年度までの2年間を予定している。
厚沢部町は「若年層と高齢者層の絆(きずな)が地域を元気にする厚沢部プロジェクト」を提案。高齢者住宅の整備、高齢者向けの交通サービス導入に向けた調査、大学生のボランティアを通じた「交流・福祉モデル」の構築を目指す。総事業費は約7007万円。本年度の交付金内示額は1000万円。
乙部町は「雇用創出・支援推進プロジェクト」として、昨年度から商品開発を進める、特産の「釣りタラコ」の商品化をはじめ、U・Iターン希望者の意識調査、道内外で働いている季節労働者の留守家族のケア活動などに取り組む。2年間の総事業費は1540万円。本年度の内示額は520万円。
同交付金は、昨年度にスタートした道の独自事業。先駆性や地域への波及効果、人口減少や財政難など、市町村が抱えるハンディキャップなども採択指標になる。市町村プロジェクトは最大で1000万円、複数の市町村で取り組む広域プロジェクトは2000万円を上限に交付金を配分する。
本年度は新規プロジェクト42件(単独41、広域1)、継続プロジェクトは10件(単独8、広域2)の応募があった。新規は23件(単独22、広域1)、継続は9件(単独7、広域2)が採択された。新規・継続を合わせた採択数は32件。交付金内示額の合計は2億6000万円。
提供 - 函館新聞社
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