署名3千筆追加提出…五稜郭のフジ棚保存求め
update 2008/6/19 21:48
函館市内の五稜郭公園にあるフジ棚の現状保存を求め、署名活動を行っている市民団体「五稜郭の藤棚を守る会」(山崎淳子代表)は18日、新たに集めた3022筆の署名を西尾正範市長あてに追加提出した。これまでに集まった署名は計8566筆に上る。
市教委が同公園で進める箱館奉行所の復元整備に伴い、フジ棚は現在地の周辺に当時の表門が存在したと推測されるため、移設が検討されている。
同会の署名提出は昨年7月、同9月に続き、今回で3回目。今回は2回目の提出以降、今月16日までの集約分で、フジ棚に関心を持つ札幌市民が集めた720筆のほか、五稜郭公園のフジをテーマに詞を制作した千葉県のシンガーソングライター田口徹さんの協力で、同県からも134筆が寄せられた。
この日は山崎代表らが市教委文化財課を訪れ、署名簿を手渡した。市教委は同表門の存在を確認するため、9、10月に実施する発掘調査の結果を踏まえ、最終判断する考えをあらためて示した。山崎代表は「フジの運命が決まるまで皆さんの声を届けたい」としている。
提供 - 函館新聞社
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