夕日に込めた母校愛…夕陽会が21日の記念式典でパネル展
update 2008/6/18 14:17
ことし創立90周年を迎える道教大函館校(八幡町)の同窓会「道教大夕陽(せきよう)会」(川島孝夫会長)は21日、函館市若松町14のロワジールホテル函館(元函館ハーバービューホテル)の記念式典会場で、道内外の夕陽の絶景写真27枚を並べた「夕陽パネル展」を開催する。同校の象徴である「夕陽」をテーマに、会員が母校への思いや郷愁を込めて撮影した。同会副幹事長の土谷敬さん(52)は「各地の風景を眺めるだけでも楽しめる」と一般市民の来場も呼び掛けている。
夕陽会は1918(大正7)年9月に発足。会名は師範学校時代の男子寮生が、亀田八幡宮に落ちる夕日を眺めて故郷を想ったり、互いに励まし合ったりして、学校付近を「夕陽が丘」と呼んでいたことから名付けられた。
パネル展は、これまで同窓会に参加した会員らの「卒業後に、赴任先でふと夕日を見ると函館の学生時代を思い出す」などという声を参考に、母校への思いを新たにしようと企画。夕陽会ウェブ委員会(熊谷光洋委員長)が中心となって全国の33支部に協力を呼び掛け、写真を集めた。
展示するのは、小樽市の祝津海岸の夕暮れや奥尻稲穂から見た日本海、十勝平野、青森などさまざまな場所で沈みゆく夕日を撮影した写真など。B3判に拡大し、記念式典会場の廊下に午前10時から午後5時まで飾る。土谷さんは「同じ夕日でも撮影場所が違うと雰囲気が変わる。幻想的で、美しい風景を楽しんでほしい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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