浴衣で夏のおもてなし ホテルテトラの女性従業員
update 2008/6/16 13:53
函館市内のホテルテトラ(梁川町17、三浦孝司社長)グループは15日、同社が市内で展開するホテルや温泉施設など計5カ所で、女性従業員が浴衣姿で接客するサービスを始めた。普段は制服姿の女性従業員が8月末ごろまでの毎週日曜のみ浴衣に衣替えし、日本の夏の風情を演出する。
夏らしい涼しげな装いでもてなし、利用客にも気軽に浴衣姿で来館してもらおうと、同社が05年から始めた顧客サービスの一環。同ホテルのほか、アネックスホテルテトラ(梁川町3)、函館パークホテル(新川町29)、天然湯の川温泉「湯っ多里」(湯川町2)など系列店の女性従業員計約20人が着用する。
浴衣は、従業員がそれぞれ好みで選んだ綿生地に、朝顔や桜などの花模様があしらわれたデザイン。同ホテル本館ではこの日、女性従業員4人が青や水色、格子柄など色とりどりの浴衣に身を包み、フロント業務のほか、ビアガーデンやレストランなどで接客に当たった。
同社によると、年々“浴衣接客”は市民に浸透を見せ、最近は浴衣姿で来館する女性の姿も少なくないという。今シーズン初めて浴衣に袖を通したという従業員の笠谷佳代さん(20)は「帯の締め付けがきつく動きづらいが、お客様に喜んでもらえたらうれしい。従業員一丸で函館の夏を盛り上げていきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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