南かやべ・ひろめ舟まつり盛況
update 2008/6/15 12:54
海の恵みに感謝し、豊漁を祈願する函館市南茅部地域最大のイベント「第23回南かやべひろめ舟まつり」(実行委主催)が14日、臼尻漁港特設会場で開かれた。メーンの舟こぎ競争をはじめ、地域の郷土芸能発表、漁船のパレードなど、大勢の市民らが楽しんだ。
伝統の舟こぎ競争は、木製の磯舟に6人1組みで乗り込み、かじ取り、こぎ役、拍子役を分担して舟を進め、400―600メートルの距離を競う。45チームがエントリーし、それぞれ、初心者、女性、職場対抗などに分かれ、全8レースが行われた。
初心者対抗戦では、思ったように真っすぐに進まず、他船と衝突したりしたが、本職の漁師らでつくるチームのレースでは、力強いピッチで舟をこいで、水しぶきを上げていた。
女子対抗戦に出場した函館市埋蔵文化財事業団の「縄文レディース」は、昨年に続き見事に優勝。国宝「中空土偶」のお面を付けた約30人の応援団が大声援を送った。横山ゆかりさん(27)=臼尻町=は「プレッシャーはありましたが、連覇できてうれしい。地域の遺跡の世界遺産登録に向けて弾みになる」と喜んでいた。
提供 - 函館新聞社
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