76校に5640万円支給…函館市教委「知恵の予算」
update 2008/6/12 12:13
函館市教委が昨年度から独自事業として始めた「創意ある学校づくり推進事業(知恵の予算)」の本年度の計画内容が固まった。ことしも昨年度同様、市内の小学校46、中学校26、小・中学校の併置校2、高校2の計76校を対象に計5640万円が支給される。来年度、西小と統合する弥生小は児童が撮影した現校舎の写真を記念展示する「校舎思い出写真館」を企画しているほか、各校が芸術鑑賞や地域学習など多様な取り組みを展開する予定。
知恵の予算は子供の実態を踏まえ、地域の特色を生かした教育活動を推進する目的で実施。1校当たりの児童、生徒数が200人未満の学校には60万円、200―500人には80万円、500人以上には100万円を支給する。主に学校活動や行事などの教育活動などが対象事業となる。
市教委がまとめた各校の事業計画によると、小学校26校の事業項目計102のうち、昨年と事業名がほぼ同じで継続する取り組みは62、小学校併置校の亀尾、鱒川を含む中学校28校の項目計57のうち継続は39、函館、恵山高校の項目計7のうち継続は4だった。新規に取り組む事業では、中部小の「安全指導充実のための教育活動」や北星小の「情操教育の推進」、戸倉中の「コンピュータソフトを活用した学力向上対策」などが盛り込まれている。
提供 - 函館新聞社
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