調理師学校の遠藤さん道洋菓子コンで旭川協会会長賞
update 2008/6/11 19:51
函館短期大学付設調理師専門学校(下野茂校長)製菓衛生師科の遠藤美穂さん(26)が、本年度の「道洋菓子作品コンテスト大会」(7、8日、札幌市)の「ジュニアの部」で旭川洋菓子協会会長賞に選ばれた。同校では昨年に続いて2年連続の入賞。入学して2カ月余の受賞に、遠藤さんは「賞を励みにさらにチャレンジしたい」と喜んでいる。(新目七恵)
同大会は道洋菓子協会が主催。ジュニアの部は製菓を学ぶ学生が対象で、ことしは160点が出品された。アーモンドをペースト状にした「マジパン」の土台と細工した人形などをスポンジに載せ、その技術や仕上がり具合などを競う。関係者6人が審査に当たり、最高賞の道洋菓子協会会長賞1点、金、銀、銅賞計28点に続き、道内7都市の各協会会長賞各1点を選んだ。
遠藤さんの作品は、白い台にウェディング姿の新郎と新婦を並べ、緑の芝生や真っ赤なカーペットを敷いたかわいらしい作品。「大会当日に知人の結婚式があり、その幸せなイメージをテーマにした」という。
ジュニアの部は札幌など専門学校の2年生による技術力の高い作品も多い。今回の審査員も務めた同校製菓技術研究室長の小室正雄さんは「競争率が激しい中、学生らしいデザインが評価されたのでは」と話している。
市内での団体職員勤務を経て、夢だった製菓職人への道を歩み始めた遠藤さん。「来年は調理師免許を取り、将来は菓子製造の仕事に就きたい」と目を輝かせている。
提供 - 函館新聞社
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