東日本フェリー函館ターミナルが「恋人の聖地」に認定
update 2008/6/6 13:28
全国の観光施設などを対象に、恋人同士がプロポーズやデートをするのに最適な場所の選定を進めている「恋人の聖地」プロジェクトに、函館市港町3の東日本フェリー函館ターミナルのウッドデッキと同社の青函高速船「ナッチャンRera(レラ)」が道南では初めて認定された。函館港の夜景や夕日の美しさに加え、函館と青森を「結ぶ」という縁起の良さが評価された形で、カップルが愛を誓い合う新たなスポットとして注目を浴びそうだ。
同プロジェクトは、少子化対策や地域活性化策の一環で2006年4月からスタート。NPO法人「地域活性化支援センター」(静岡市、志垣恭平理事長)が全国の自治体・団体などから候補地の推薦を募り、ファッションデザイナーの桂由美さんや華道家の假屋崎省吾さんら各界著名人5人が選定に当たっている。
「恋人の聖地」には全国100カ所を選ぶ計画で、これまでに61カ所が認定されている。道内では厚田公園展望台(石狩市)など3カ所が昨年までに選ばれ、今回新たに同施設と、ゆにガーデン(空知管内由仁町)が加わって計5カ所になる。
同施設は昨年8月、新型高速船の就航に合わせて完成。海に面したガラス張り三角形のターミナルの海側にデッキが設けられ、函館山や海沿いの夜景、函館港に沈む夕日などロマンチックな港町の風景が眺められる。高速船のエグゼクティブクラスには2人がけのペアシートも用意されている。
5月下旬に東京で行われた式典では、同センターから同社の古閑信二社長に「恋人の聖地」と書かれた記念の銘板が交付された。同社は今後、記念碑の設置やカップルへのプレゼント、船内結婚式の開催なども検討しており、「海の玄関口としてだけでなく、市民や観光客を癒やし、幸せにつながるようなランドマークなれば」と期待を寄せている。
提供 - 函館新聞社
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