高校生が字幕や音声ガイド付け体験へ…ユニバーサル上映映画祭

update 2008/6/5 09:52

 9月5―7日に北斗市内で開かれる第3回「北海道ユニバーサル上映映画祭」の実行委員会(島信一朗代表)は初の試みとして、高校生を対象にしたユニバーサル上映の制作体験を15日、函館水産高校で行う。日本語字幕と音声ガイド付けを体験し、映画祭やユニバーサル環境、バリアフリーに興味を持ってもらうのが狙いで、その成果は映画祭当日に発表される。同映画祭のポスターやチラシも完成し、関係者は「多くの人に来てほしい」と呼び掛けている。

 同映画祭は障害者や高齢者が健常者と一緒に映画を楽しめるよう、手話通訳や要約筆記などの各種サポート環境を整えた上映会。弁士付きの無声映画や函館ロケの「犬と私の10の約束」など幅広いラインナップのほか、シンポジウムなども予定している。

 高校生向け体験会は、さまざまな障害を持つ人がいることを知ってもらい、その経験を将来に生かしてもらおうと企画。事前に北斗市内の高校などに参加を募り、希望した函館水産高と上磯高校の生徒4人に、上映するアニメーション映画「銀河鉄道の夜」の1場面(10分間)のオリジナル字幕などの作成、映像と合わせる編さん作業などを体験してもらう。

 完成したポスターはB3版で200枚、リーフレットは1万5000枚印刷し、函館、北斗などの公共施設などに配布する。チケット(3回鑑賞券一般1500円、ジュニア800円など)も販売中。実行委ではポスター展示や当日の会場運営などの協力者も募集している。問い合わせは函館保健企画内の橋本和幸さんTEL0138・31・0010。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです