学童保育所を開設…介護サービス会社「マイエルフ」が赤川の民家利用

update 2008/6/4 13:15

 函館市鍛治の介護サービス会社「マイエルフ」(吉田正樹社長)は7月中旬、市内赤川1の民家を利用し、6カ月の乳児から小学6年生までを対象に預かる託児所兼学童保育所「函館保育総合支援センター」を開設する。宿泊保育も行う24時間対応の施設。小学生を対象にした学童保育で24時間対応の施設は市内初となり、吉田社長(44)は「子供たちが伸び伸び楽しめる施設にしたい」と意欲を見せている。

 昨年2月に開設した介護員養成講座の受講生のため、託児所を教室に併設した際、受講生の要請で小学生も受け入れたことが、同センターの開設を目指すきっかけになった。

 認可保育所では子供を預ける場合、両親が共働きであることなど条件があり、この条件から漏れた家庭などのニーズがあると判断し、開設準備を進めてきた。吉田社長は「資格取得や就職活動のため一時的に子供を預けたいと望む声があった」と話す。

 センターの開設時間は午前7時から午後9時まで。日中や放課後に預かる月決めのほか、1時間単位で預かる「一時保育」、「夜間保育」(午後6―9時)、「お泊り保育」(午後9時から翌午前7時)がある。

 施設は一戸建ての民家を借り入れて運営し、延べ床面積は約170平方メートル。学童保育、託児の定員は各20人。保育士5人を配置し、宅配弁当や配食サービスを行う業者と提携し、親の希望に応じて給食サービスも行う計画だ。

 問い合わせは同社0138・33・0301

提供 - 函館新聞社



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