スルメイカ漁解禁
update 2008/6/3 14:20
道南に初夏の訪れを告げるスルメイカ(マイカ)漁が1日解禁となり、松前沖に漁に出ていたイカ釣り漁船が2日早朝、函館市入舟町の函館漁港に初水揚げした。スルメイカは市水産物地方卸売市場(市内豊川町)で早速競りに掛けられ、その日のうちに市内の鮮魚店などに1匹150円前後で並んだ。
同市場によると、初水揚げされたスルメイカは、活イカで約200キロと昨年に比べ1トン以上の大幅減。大きさも15センチ、50センチ前後の小ぶりで、市場関係者は「今年は水温が低い状態が続き、例年より2週間ほど(イカの)北上が遅れている」としている。
価格は、昨年初日の高値(1キロ1200円)を6割ほど上回る1キロ2000円で取り引きされた。卸売業者は「燃料高やしけの影響で出漁を見合わせた船が多かった。初日の値段としてはまずまずでは」と今後に期待を寄せていた。漁は来年1月まで続けられる。
提供 - 函館新聞社
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