6月石油価格 レギュラー平均170円台突入
update 2008/6/3 14:18
函館消費者協会(米田イツ会長)が行った6月の石油製品価格調査によると、レギュラーガソリン(1リットル当たり)の平均価格は、フルサービス式給油所が前月比10・09円高の172・91円、セルフサービス式給油所が同11・17円高の169・67円と、ガソリン税の暫定税率が復活した5月を除けば過去最大級の値上げ幅を見せた。
調査対象は函館、北斗両市内の25店舗。レギュラーガソリンの最高値は、フルサービスで182円(前月比16円高)、最安値の店は160円(同2円高)。セルフ式では、最高値が171円(同11円高)、最安値が169円(同)だった。前年同月と比べると、フル、セルフとも35円前後の大幅な値上がりで、価格高騰に歯止めが掛からない状況だ。
米田会長は「ガソリンの価格高騰はもはや景気の問題だけではなく、国際問題化している。消費者は買い控えで対抗せざるを得ないが、車が必要不可欠な消費者にとっては生活が脅かされている。今後も急激に安くなるとは考えにくく、国の緊急対策を待つしかない」と話している。
提供 - 函館新聞社
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