支庁再編、9日に道庁周辺で合同抗議行動
update 2008/6/3 14:16
【江差】支庁統廃合の対象になっている江差町など道内4市町は2日、札幌の道庁周辺で9日に抗議集会や街頭運動などを行うことを決めた。各市町それぞれ支庁再編に反対する住民、経済団体の関係者ら約200人が札幌入りする見通しで、計1000人規模の動員態勢を組み、道や道議会に桧山支庁など5支庁の統廃合を盛り込んだ再編案の撤回を訴える方針だ。
抗議活動を行うのは江差町、日高管内浦河町、根室市、留萌市の住民ら。道庁周辺でビラ配りや総決起集会を開き、抗議の意志をアピールする。4市町長と市町議会議長は、高橋はるみ知事や道議会各会派に再編案撤回を要請する方向で調整している。
9日は第2回定例道議会の開会前日。道が支庁再編関連の条例を正式に提案するのは定例会初日の10日で、江差町は「4市町の総力を挙げて条例提案の阻止をアピールしたい」としている。
一方で“オール桧山”の態勢で、支庁再編への反対を決めた桧山支庁管内町村会(会長・寺島光一郎乙部町長)や町村議会議長会(同・若狭大四郎上ノ国町議会議長)も、管内の町長や町議会議長らに抗議行動への協力を呼び掛ける方針だ。
支庁再編をめぐっては、道議会最大会派の自民党・道民会議の支庁制度改革検討協議会(神戸典臣会長)の幹事会が5月30日に道の再編案を了承し、第2回定例会への提案を容認。同会派は3日の議員総会で、最終的な方針を協議する。
提供 - 函館新聞社
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