風の子大福もち 初売り盛況

update 2008/6/2 13:43

 八雲町産のもち米「風の子もち」を使った「風の子大福もち」が1日、JRA函館競馬場(函館市駒場町)で初売りされ、用意した約350個が1時間程度で完売した。

 もち米の消費拡大にと、JA新はこだて(小野寺仁代表理事組合長)と、おにぎり・大福専門店「ふくふく」(北斗市東浜2、三上照夫代表)が共同開発し、北斗産のイチゴ「けんたろう」を白あんで包んだ「まるごと15(イチゴ)味」や「バナナ味」など4種類を用意した。

 この日はあいにくの雨天で、売り場を屋外から屋内へ移動。それでもG1レース「日本ダービー」の開催とあって大勢の競馬ファンや家族連れが訪れ、次々と大福もちを買い求めていた。同JA米穀課の田山光幸課長は「予想以上の反響だった。今後多くの人に味わってほしい」と話していた。

 屋内に売り場を移したため、予定していた「風の子もち」のもちまきは中止し、売り場に来た客にもちを配った。また、ダイコンやアスパラなど地元の新鮮な野菜も即売され、こちらも客足を誘っていた。

 「風の子大福もち」は「ふくふく」で2日から、3日からはJA新はこだて農産物直売所「北斗へい屋」(北斗市東前62)でも販売される。ともに日量限定。

提供 - 函館新聞社



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