学習の成果 自由に表現…韓国語スピーチコンテスト

update 2008/6/2 13:40

 韓国語学習者が日ごろの勉強の成果を競う「函館韓国語スピーチコンテスト」(同コンテスト実行委、在日本大韓民国民団函館支部共催)が5月31日、函館市民会館小ホールで開かれた。出場者のほとんどが韓国語学習の初心者ながら、考えさせられる興味深いテーマを掘り下げたり、コミカルな演技を繰り広げて観客の笑いを誘っていた。

 同コンテストは2年前に北斗市で初めて行われ、昨年からは函館市民会館に会場を移し今年が3回目。今回は渡島桧山管内を中心に札幌市からもエントリーがあり、自由なテーマで韓国や韓国語への思いを語る弁論部門に6人、2人1組で寸劇を行うスキット部門に6組が出場した。

 弁論部門では、韓国と日本の慣習やことわざの使い方の違いにとまどった経験を紹介したり、韓国人の父親と日本人の母親の間に生まれ、両国を行き来して苦労した母親への思いを訴えるなど、じっくりと考えさせるテーマが中心となった。一方スキット部門では、小道具やセットなどに工夫をこらし、言葉のやり取りやオーバーなアクションなどで会場を爆笑をさせるコミカルな演技が目立った。

 この日は、北斗市内の韓国語教室に通うメンバーが結成した「レインボー合唱団」もステージに登場。冬のソナタのテーマ曲「はじめから今まで」では、歌の合間にヨン様とチェ・ジウに扮(ふん)したメンバーがドラマの名場面を再現し、会場から大きな拍手が送られていた。

 大賞受賞者は次の通り(敬称略)

 【弁論部門】田中美由紀【スキット部門】及川寿子、中村智子

提供 - 函館新聞社



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