10カ月連続で低下…4月の渡島・桧山 求人倍率
update 2008/5/29 13:47
函館公共職業安定所は28日、4月の渡島・桧山管内の雇用情勢を発表した。求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率は前年同月比0・07ポイント減の0・46倍で10カ月連続のマイナスとなり、2005年5月以来、2年11カ月ぶりに0・50倍台を割り込んだ。先行指標となる新規求人倍率は同0・12ポイント減の0・58倍と、2カ月ぶりに前年同月を下回った。
月間有効求人数は新規や繰越求人の動向から同12・8%減の5011人、月間有効求職者数は同0・3%減の1万870人。新規求人数は同18・1%減の1942人、新規求職者数は同1・3%減の3366人で、ともに求職者数の減少以上に求人数の落ち込みが著しく、求人倍率の大きな低下を招いた。
新規求人を産業別でみると、サービス業が同241人減の336人、卸売・小売業が同175人減の300人と、3ケタ台の減少幅となる低調ぶり。一方、飲食店・宿泊業が同40人増の269人、医療・福祉が同27人増の382人など、小幅な伸びにとどまった。
新規求人に占める常用パート求人の割合は35・6%で、同1・1ポイントの上昇。離職者は同122人減の1985人で、内訳は事業主都合(リストラ)が同57人減の933人、自己都合が同80人減の972人などだった。
提供 - 函館新聞社
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