6月1日からタクシー車内 乗務員禁煙
update 2008/5/28 13:48
函館地区ハイヤー協会(鍵谷良一会長)は6月1日から、乗務員の車内での禁煙化に取り組む。対象は同協会に加盟する法人41社の1104台と、函館個人タクシー協同組合(相澤雄三理事長)の108台の計1212台。来年1月1日には、乗客を含む車内全面禁煙に移行する予定で、道内では7月に全面禁煙を開始する札幌地区に次いで2番目となる。
公共の交通機関や施設内での禁煙、分煙化の動きが全国で広がる中、時代のニーズに呼応するのが狙い。渡島・桧山管内のタクシー会社では、3年ほど前から事業者が自主的な取り組みとして乗務員の車内禁煙を始め、昨春からその動きが本格化し、現在ではすでに管内の全車両台数の6割に上る。
6月1日からは全タクシーの車両内外に、乗務員の車内禁煙と来年1月1日からの全面禁煙を告知するステッカーを掲示。乗務員向けには禁煙に至った経緯や関連規則だけでなく、乗客とのやり取りに関するマニュアルを配布し、全面禁煙の本格導入に備える。
28日には乗務員の車内禁煙開始に先駆けて、同協会の役員らがJR函館駅前など函館市内3カ所で、ポケットティッシュを配りながら街頭広報活動を実施。同協会は「禁煙は全国的な流れでもあり、利用客の理解は得られるはず。快適な車内を提供するのはサービスの一環でもあり、業界のイメージアップにつながってくれれば」と、その効果に期待を寄せている。
提供 - 函館新聞社
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