夕陽記念館リニューアルでオープニングセレモニー
update 2008/5/25 14:20
道教育大函館校(函館市八幡町)の校内に保存している同校設立当時の校舎の一部「夕陽(せきよう)記念館」のリニューアルオープニングセレモニーが24日、同校で行われた。同校同窓会の「夕陽会」(川島孝夫会長)会員や職員ら約150人が参加し、盛大に祝福した。
同記念館は、1914年に道函館師範学校校舎として建てられ、国の登録有形文化財に指定されている。破損や劣化に伴い、同会が創立90周年を記念し改修費用3000万円を大学に寄付し、補修。今年2月29日に工事が終わり、先月19日に同会会員らで展示品約600点を搬入した。
同校吹奏楽団の演奏でセレモニーが開幕。「夕陽賛歌」の斉唱後、川島会長が「大変うれしく思う。学生はもちろん、多くの地域の人々にもたくさん活用してほしい」とあいさつした。同大の本間謙二学長も「道内の教育大学で90年以上の建物があるのは函館校だけ。心より感謝しています」と述べ、来賓の多賀谷智・函館市教育長は「このような形でリニューアルできたことは素晴らしい。教育の精神がずっと受け継がれてほしい」と話した。
市内の建設業者への感謝状贈呈後、学長ら6人でテープカットをした。午後1時ごろまで同記念館を開放し、記念撮影をする市民の姿も見られた。
提供 - 函館新聞社
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