5月31日、6月1日にダンス公演、道教大函館校モダンダンス部など4大学が共演

update 2008/5/23 12:14

 道教育大学函館校のモダンダンス部(竹内光部長)をはじめ、地元大学のダンス部員と日本女子体育大学(東京)の学生が共演し、函館金森ホール(函館市末広町)で5月31日と6月1日の2日間、「トマトが赤くなるとお医者さんが青くなるダンス公演」を開く。学生ダンス部員の大掛かりな合同企画は初めての試みで、竹内部長は「本番以外メンバー全員がそろって練習することができないが、ダンスに掛ける情熱は一緒。息の合ったダンスを見て、メンバーの意気込みを会場でぜひ感じてほしい」と張り切っている。

 今回は金森赤レンガ倉庫開業20周年にちなみ、これまで以上に盛大な公演にしようと、舞踏家で同ダンス部顧問の清水フミヒトさん(40)が企画。日ごろから清水さんの指導を受けている学生が集結することになった。同校とはこだて未来大、北大水産学部、日本女子体育大の4大学で総勢21人の学生が出演する。

 演題には、栄養豊富な熟したトマトを食べると、医者がいらないほど健康な体を作れるという言い伝えを基に、「青く小さなトマトが真っ赤に熟するように、まだまだ半人前の学生たちも、練習を重ねることで未来が膨らんでいく」(清水さん)との思いを込めたという。

 日ごろ練習しているバレエやジャズ、モダン、ヒップホップ、ソシアルダンスなど、一人一人の持つ経験を生かし、融合した形の創作ダンスに挑む。20周年に合わせ、80年代から現代までの音楽に合わせて「時の流れ」を表現するなど、高度な技術を交えた創作ダンスも見どころ。学生が生み出した振り付けも各シーンに取り入れられている。

 清水さんは「学生たちの持つ可能性を存分に生かしたダンス公演なので、ぜひ見てほしい。ダンスを通じて金森ホールが活性化し、今後も多彩なイベントで発展してもらえればうれしい」と話している。

 31日は午後7時、1日は午後3時開演(各公演30分前に開場)。チケットは一般2200円(当日2700円)、高校生以下1800円(当日2300円)。チケットの販売や申し込みは金森ホール(TEL0138・23・0338)か、清水さんTEL090・1549・8206。ホームページはhttp://www.shimichan.com/tomato

提供 - 函館新聞社



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