五稜郭公園のフジの曲決定…藤の花の会
update 2008/5/21 14:19
函館市内の市民団体「五稜郭の藤の花の会」(山崎淳子代表)は20日までに、公募していた五稜郭公園のフジをテーマにした詞に付ける曲を決定した。採用したのはフリーで作・編曲活動をしている埼玉県草加市の蓬田梓さん(24)の作品。山崎代表は「明るく軽やかな曲。みんなで楽しく歌いたい」と話し、6月8日の花見会で披露する。
公募は、箱館奉行所の復元工事でフジ棚の移設が検討されているのを知った千葉市のシンガーソングライター田口徹さん(62)がフジの花をテーマに詞を作り、同会に送ったのがきっかけ。4月3日から5月6日までに20―70代の15人から応募があった。五稜郭公園の思い出話やフジの花への思いを添え、市内や近郊をはじめ、東京、大阪などからも寄せられた。
同会会員や音楽関係者、市民コーラスグループの有志らが審査。最終的に2曲まで絞り、田口さんの意見を聞いて蓬田さんに決めた。しかし、残ったもう1曲の市内的場町、小学校教員加藤一明さん(47)の作品も「外すには惜しい」との声があり、特別賞とすることを決めた。
蓬田さんは「北海道へ一度も行ったことがないのに歌詞で情景が浮かび、自然と曲が思いついた。採用されてびっくり」と喜んでいる。山崎代表は「函館観光のPR材料にしてもらえたら」と期待している。
提供 - 函館新聞社
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