地場産給食おいしい…北斗市小中学校本格スタート

update 2008/5/20 11:37

 【北斗】北斗市の小中学校全16校で19日、地場産食材を使った給食が本格的にスタートした。新函館農協や上磯郡漁協の協力を得て購入項目を大幅に増やし、冷凍野菜を生野菜に切り替えたり、品質の変わらない安価な品を仕入れるなどし、安くて安心な“旬”の食材を提供。子どもたちは地元で育った野菜をおいしそうにほおばっていた。

 中国産ギョーザの中毒事件を契機に、市は子どもたちに生産者の「顔」が見える食材を提供するとともに、食材への関心を高めてもらおうと地場産食材を導入。初日は「秀」ランクとほとんど品質が変わらない「優」ランクのダイコン90キロと、冷凍から生に切り替えたコマツナ92キロを使ったのっぺい汁、コマツナ炒めなど5品が並んだ。

 上磯小学校(花田雅博校長、児童634人)の1年2組では担当教諭が「皆さんが住んでいる北斗市で作られた野菜がいっぱい入ってます」と説明。「いただきます」の合図とともに、児童は口いっぱいにほおばり、「おいしい」と笑顔を見せていた。コマツナ炒めをペロリと平らげた大井川雄飛(ゆうひ)君は「野菜もとってもおいしい」と声を弾ませた。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです