陸自隊員が函館山でごみ拾い
update 2008/5/18 16:54
陸上自衛隊函館駐屯地(函館市広野町6)の陸曹隊員で構成する同駐屯地曹友会(齋藤一美会長)は17日、函館山の清掃活動を行った。同会メンバーら約150人が函館山山頂の展望台周辺や立待岬に散乱したごみを拾い集めた。
道内外から多くの観光客を迎えるこの時期に合わせ、1994年から毎年実施している。ことしは海上自衛隊函館基地隊(同市大町10)の隊員も参加。ロープで体を固定するなどし、山の急斜面や立待岬のがけなどに捨てられたごみを入念に収集した。
用意した90リットル入りのごみ袋約100枚は、1時間ほどで空き缶やペットボトルなどでいっぱいになり、「たくさんのごみが捨てられていて残念」などと嘆く隊員の姿もみられた。
初めて参加したという清水一樹さん(32)は「予想した以上にごみが落ちていてびっくりした。観光客にはごみのない美しい函館山を楽しんでほしい」と笑顔、齋藤会長は「急斜面や切り立ったがけなど訓練を積んだ隊員だからこそできる場所。美しい函館山を守るため、今後も続けていきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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