七飯町でリンゴの花満開
update 2008/5/17 14:30
【七飯】町内の果樹農家でリンゴの花が満開となっている。畑では白や淡いピンク色の花が春の日差しを浴びて気持ちよさそうに咲き誇り、農家の人たちは摘花作業などに追われている。
町内鳴川町の宮田宏之さん(45)方では約2万平方bに「ふじ」や「レッド」「王林」など十種類、約1500本を栽培。5月前半までの好天で花は例年より早く咲き始めたが、連休後半の低温の影響で咲き具合が狂い、晴れた16日から急きょ花粉の交配作業を始めた。
交配はリンゴの花粉を混ぜた色付きの花粉を専用の道具で中心花に付けていく。他品種の花粉を人工的に多く付けることで、実りをよくするのが目的だ。
この日は家族やパートの主婦ら計5人が、色付き花粉を花1つずつにポンポンと付けていき、摘花作業も行った。
宮田さんは「これから摘果、摘葉を行い、収穫は9月中旬になる。順調に育ってほしい」と話していた。
JA新はこだて七飯基幹支店(本町)によると、七飯町果樹組合には36人が加入。昨年度のリンゴの収穫量は約300d、販売額は約5020万円だった。
提供 - 函館新聞社
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