牛100頭 牧草地でのんびり…木古内幸連育成牧場

update 2008/5/14 17:31

 【木古内】木古内町幸連地区にある幸連育成牧場で、今シーズンの牛の放牧が始まった。乳牛と褐毛種、黒毛種の肉牛合わせて約100頭が62ヘクタールの牧草地に入り、11月まで過ごす。

 この牧場はJA新はこだてが管理。木古内と知内の酪農家20戸の牛が放牧される。初日の12日は午前7時半に開場し、延べ8台のトラックで運ばれた牛がJA新はこだてや両町職員らの立ち会う中、獣医の検査を受け、さくで囲まれた草地に放たれた。初めて屋外に出る牛も多く、さくの入り口でうろたえる姿も。慣れている牛はロープを手放すと牧場内にすんなり入った。

 JA新はこだて知内基幹支店の宿波英樹さん(34)は「ことしも無事に牧場開放ができて安心した。海も見える素晴らしい自然の中で元気に育ってほしい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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